Static Page Settings

最終更新日:2025-08-06 11:04:51

静的ウェブページとは、サーバー側の動的処理を必要としない固定されたコンテンツを持つウェブページを指します。一般的に、静的ページはHTML、CSS、JavaScript、および画像やフォントなどのその他の静的アセットで構成されます。ユーザーが静的ページにアクセスするたびに、ユーザーやリクエストパラメータに関わらずページの内容は変わらず、サーバーは元のコンテンツをそのまま返します。静的ウェブページの代表的な例としては、企業ウェブサイト、製品紹介ページ、ブログ、ドキュメントサイト、静的に生成された個人ホームページなどがあります。

オブジェクトストレージの静的ページ機能を使えば、ユーザーはHTMLウェブページおよび関連アセット(画像、音声・動画ファイル、スタイルシートなど)をオブジェクトストレージバケットにアップロードし、インターネット経由で一般公開することができます。つまり、独自のウェブサーバーを用意したり管理したりする必要はありません。コンソールやAPIを通じて静的ページのエントリーポイントを設定することで、すぐにウェブコンテンツをオンライン公開できます。わずかな設定だけで、オブジェクトストレージを高可用性かつスケーラブルなウェブホスティングプラットフォームとして活用し、ウェブコンテンツを外部に配信・提供できます。

主な利用シーン

  • 企業ウェブサイト/ブランドページ:バックエンドロジックが不要な企業、ブランド、製品の静的ホームページを、オブジェクトストレージに直接デプロイします。
  • キャンペーン/マーケティングページ:プロモーションやキャンペーン(H5)ページを迅速に公開・終了できます。
  • 技術ドキュメント/ブログ/ナレッジベース:Hexo、Hugo、VuePress、Docusaurus などの静的サイトジェネレーターで生成したコンテンツを公開します。
  • フロントエンドのデプロイとテスト:バックエンド環境に依存せず、新しいウェブサイトやミニプログラムのフロントエンドコードをデモできます。

静的ページ設定方法

  1. CDNetworks Consoleにログインし、Object Storage Serviceを選択
  2. 対象バケットのNameをクリック、または該当バケット右端のManageをクリック
  3. 詳細ページ上部のBasic Settingsをクリック
  4. Basic SettingsページでStatic Page Settingを確認し、青色のEditボタンをクリック
  5. 対応ページで必要な設定を完了

Home page redirect address
デフォルトホームページとして使用するファイル名を入力。未入力時は機能無効化。
Default 404 page address
デフォルト404ページとして使用するファイル名を入力。未入力時は機能無効化。