Mirroring Storage

最終更新日:2025-11-14 17:19:04

Mirroring Storage機能は、主にサードパーティのストレージシステムやオリジンサーバーからCDNetworksオブジェクトストレージプラットフォームへのデータ移行を目的として設計されています。この機能により、シームレスなウェブサイトデータ移行を実現しながら、お客様のオリジンサーバーからのバックトゥオリジンリクエスト比率を大幅に削減できます。設定時には、お客様はミラーソースアドレスを指定し、リソースアクセスドメインをオブジェクトストレージプラットフォームドメインにリダイレクトする必要があります。

オブジェクトストレージプラットフォームがリソースに対する最初のアクセスリクエストを受信すると、設定されたミラーソースからバックトゥオリジンプルを通じて自動的にリソースを取得し、プラットフォーム上に永続的に保存します。その後、そのリソースに対するすべての将来のアクセスリクエストは、追加のバックトゥオリジンリクエストを必要とせず、オブジェクトストレージプラットフォームによって直接提供され、オリジンサーバーの負荷を効果的に軽減します。

Mirroring Storageのアーキテクチャ

設定後、オブジェクトストレージへの新しいリクエストがあり、そのオブジェクトが存在しない場合、ストレージは以下の動作を行います:

  • ユーザーに302レスポンスを返し、ユーザーがターゲットオリジンにリダイレクトされてファイルをダウンロードします。
  • オブジェクトストレージがターゲットオリジンにリダイレクトしてファイルを取得し、保存します。

[ Product Maintenance ] Cloud Security Product Maintenance Announcement

注記: CDN + オブジェクトストレージでミラーリングストレージを同時に構成することもサポートしています。構成後は、上記図のEnd userの作業はCDNによって処理され、エンドユーザーは302リダイレクトを認識しません。詳細は弊社テクニカルサポートまでご相談ください。

Mirroring Storage設定手順

  1. CDNetworks Consoleログイン後、Object Storage Service選択
  2. 対象バケットNameクリック、または該当バケット右端Manageクリック
  3. 詳細ページ上部Basic Settingsクリック
  4. Basic SettingsページでBack-To-Originを見つけ、青色のEditボタンクリック
  5. 対応ページで必要な設定を完了