Set User Metadata

ファイルのメタデータとは、オブジェクトストレージ内のファイル（オブジェクト）の属性を記述するデータのことです。メタデータには、システムによって自動生成される情報だけでなく、ユーザーが追加するカスタムデータも含まれます。これには、ユーザー定義データとHTTP標準ヘッダーの両方が含まれます。本記事では、コンソールでメタデータを管理する方法について説明します。

HTTPヘッダー設定方法

1. CDNetworks Consoleにログインし、Object Storage Serviceを選択
2. 対象バケットのNameをクリック、または該当バケット右端のManageをクリック
3. 詳細ページ上部のFile Managementをクリック
4. 対象ファイル選択後、More内のSet HTTP Headerボタンをクリックして設定

5. カスタムメタデータ情報設定:

• Content-Type: 受信者へ送信するエンティティ本体のメディアタイプ(MIMEタイプ)
• Content-Encoding: gzip/deflateなどエンティティ本体のデータ圧縮符号化方式
• Content-Language: リソース記述用自然言語（多言語コンテンツ選択・表示支援）
• Content-Disposition: インラインリソースや添付ファイルなどコンテンツ表示方法指定
• Cache-Control: リクエスト/レスポンスのキャッシュ機構定義及びリソースキャッシュポリシー制御
• Expires: リソース有効期限日時指定（期限後キャッシュ無効化）
• x-wos-meta-*: カスタマー定義ヘッダー
• Value: カスタマー定義値

6. レスポンスヘッダー検証

HTTP/1.1 200 OK 
x-wos-request-id: 2028160194343259********116aj26CHUtsampled 
Connection: close 
Cache-Control: no-cache 
Expires: 100 
x-amz-meta-testheader: testValue 
x-amz-storage-class: Standard 
ETag: "FitGfwBENP7PTRbbLLXbC65kHFKu" 
Last-Modified: Tue, 14 Jan 2025 07:21:12 GMT 
Accept-Ranges: bytes C
ontent-Type: text/x-python;charset=UTF-8 
Content-Length: 5249 
Date: Tue, 14 Jan 2025 07:21:15 GMT 
Connection: close 
Server: WS-web-server