最終更新日:2025-08-11 11:35:01
オブジェクトストレージのカスタムデータ処理サービスでは、ユーザーがAPP名、サービスアドレス、説明を設定することで、データ処理タスクのカスタマイズとデプロイが可能です。指定インタフェース経由で処理リクエストをユーザー設定のサービスアドレスに転送するこのサービスアーキテクチャは、多様なユーザーデータ処理ニーズに柔軟に対応します。これによりCDNetworksオブジェクトストレージはユーザー固有のアプリケーションシナリオをより効果的にサポートできます。
本機能によりカスタマーは独自データ処理サービスをデプロイ可能。つまりカスタマーがクラウドホスト上に自身のデータ処理ソフトウェアを展開し、CDNetworksオブジェクトストレージががファイル処理リクエストをカスタマー定義データ処理サービスへ転送します。サービスフロー図は以下の通り

カスタマーはクラウドホスト上でデータ処理プログラム(画像処理/ファイル暗号化等)をセットアップ・実行後、当該プログラムのパブリックアクセスサービスアドレス(Service Address)を取得。このアドレスはカスタマー開発デプロイメントによって生成され、オブジェクトストレージコンソールでのサービス設定に必須の前提条件です。
サービスアドレスはカスタマー自身によるサービスデプロイ結果であり、コンソールから直接生成されるものではありません。コンソールはこのアドレスを登録する入口のみを提供します。
注意: サービスアドレスはcmd&urlの2パラメータを受信、cmdはカスタマー定義サービス名、urlはファイルダウンロードアドレス。

1. パラメータ付きリクエスト開始
URL形式:
http://<file_url>?ufop=<AppName>
2. CDNetworksオブジェクトストレージがufopリクエストを取得後、自動的にカスタマー定義データ処理サービスに転送
転送形式:
post service_address?cmd=<AppName>&url=<file_url>
注意:file_urlはURLエンコードされたため、URLdecodeで先にデコード必須
3. カスタムサービス処理を実行し結果をユーザーに返却
注意: 返却データ、エラーコードはアプリにより定義
パラメータ説明:
| パラメータ | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
ufop |
カスタムデータ処理サービス名 | はい |
file_url |
スペースバインドドメイン名/ファイル名で構成されるファイルのダウンロードアドレス | はい |