CDNetworks Object Storageにおけるバケットは、クラウドストレージのリソースです。バケットはフォルダーのように機能し、データとメタデータを含むオブジェクトを保存します。各バケットには無制限にファイルを保存できます。また、独自ドメインをバケットにバインドすることで、ご自身のドメイン名を利用してバケット内のリソースに直接アクセスすることも可能です。
前提条件
バケットを作成する前に、以下の2点をご確認ください:
- アカウントと契約で、該当するCDNetworksサービス(オブジェクトストレージ)が有効化されている必要があります。サービスがまだ有効化されていない場合は、CDNetworksのテクニカルサポートにご連絡ください。
- Access Keyを作成してください。詳細はAccessKey管理をご参照ください。
バケット作成手順
- CDNetworks Consoleにログインし、Object Storage Serviceを選択。
- Create Bucketをクリック。
- 新規バケットの詳細情報を入力。
- OKをクリックして作成完了。

バケット名規則
以下要件を遵守必須:
- 小文字、数字、ハイフン(
-)のみ使用可
- 数字またはハイフン(
-)で開始/終了不可
- 4~32文字の長さ
ストレージクラス
| 種別 |
説明 |
| Standard Storage |
高アクセス頻度データ向け。最高可用性と最低遅延を提供 |
| Infrequent Access Storage |
低アクセス頻度データ向け。高速検索と中程度コスト効率を実現 |
| Archive Storage |
極低アクセス頻度アーカイブデータ向け。アクセス前の復元が必要。最低コストを提供 |
Region
ビジネス拠点に近いリージョンを選択(例:米国拠点ならAmerica(Ashburn))。
バケット削除手順
不要になったバケットは削除可能。削除時に内部オブジェクトも全削除され、復元不可。
- CDNetworks Consoleにログインし、Object Storage Serviceを選択。
- 削除対象バケットのNameをクリック、または該当バケット右端のManageをクリック。
- 詳細画面で上部のBasic Settingsをクリック。
- 画面最下部のDelete Bucketをクリック後、正確なバケット名を入力。Confirmクリックで操作完了。


注意: 削除後、同一名での新規作成は24時間不可。事前に要確認。
削除済みバケット確認方法
削除済みバケットを確認する場合:
- CDNetworks Consoleにログインし、Object Storage Serviceを選択。
- Audit > Deleted Bucketsを選択。削除履歴と統計データが表示。
- 確認対象の削除済みバケットを選択後、その名前またはViewボタンをクリック。
