最終更新日:2025-07-15 11:20:05
Webhookコールバックを利用してカスタムURLでアラート通知を受信し、自動化された監視および対応ワークフローを構築できます。本ガイドでは、設定およびテスト手順をご案内します。
Webhook機能を利用するには、まず通知をトリガーするアラートルールを作成する必要があります。
アラートルールの作成時に、Webhook callbackの送信先URLを指定する必要があります。

注意: Webhookエンドポイントは、Cloud MonitoringシステムからのPOSTリクエストを正しく解析し、応答できる必要があります。これにより通知の失敗を防止します。
設定が正しいことを確認するために、テストを実施する必要があります。
コールバックは、以下のパラメーターを含むJSON形式のPOSTリクエストとして送信されます。将来的に新しいフィールドが追加される可能性があるため、エンドポイントが追加パラメーターにも対応できるようご注意ください。
エンドポイントが受信するJSONペイロードの例を以下に示します。
{
"loginName": "user@example.com",
"alarmTime": "2025-07-09T15:22:00Z",
"ruleName": "高帯域幅アラート",
"monitor": "総帯域幅が100Gbpsを超過しました。"
}
| パラメーター | 型 | 説明 |
|---|---|---|
| loginName | string | アラートルールに関連付けられているアカウント名です。 |
| alarmTime | string | アラートが発生したタイムスタンプです。 |
| ruleName | string | トリガーされたアラートルールの名称です。 |
| monitor | string | アラートの内容または説明です。 |
テスト通知が受信できない場合は、ネットワーク接続とエンドポイントの構成をご確認いただき、正しく動作していることをご確認ください。
通知が届かない場合は、以下の一般的な問題をご確認ください:
設定が完了すると、Webhook連携により自動的かつリアルタイムでイベント通知を受信できるようになります。これにより、カスタムロジックでアラートを解析して自動応答を実行し、インシデント管理の効率を大幅に向上させることが可能です。