HTTPプロトコルの最適化

最終更新日:2022-06-28 15:35:41

HTTPプロトコルの最適化

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化
  • 説明
    この設定において、「Back-to-origin」には6つの機能があります。
  1. リダイレクトの最適化:オリジンがHTTPステータスコード301または302に応答した場合、システムはオブジェクトを取得するため、リクエストを別のオリジンにリダイレクトします。ユーザーにHTTPステータスコードを送信することはありません。
  2. エラーページのリダイレクト:オリジンサーバーがHTTPコード403/404/500/502/503/504を応答した時に戻るエラーページを設定します
  3. プロトコルの書き換え:リクエストのHTTP(S)プロトコルとBack-to-originのHTTP(S)プロトコルの書き換えルールを設定して、HTTP→HTTPSもしくはHTTPS→HTTPに変更します。
  4. HTTPヘッダ:異なるHTTPヘッダの追加/置換/削除。
  5. HTTP設定2.0:HTTP 2.0(h2)のオン/オフです。初期設定において、HTTP 2.0はオフになります
  6. Websocket:Websocketのオン/オフです。初期設定において、Websocketはオフになります
  7. 応答ヘッダ:MA-LB製品のクロスドメイン設定のオン/オフにのみ対応します。
  8. URL書き換え:エンドユーザーがリクエストするURLをリダイレクトまたは書き換えするルールを作成します

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

ヒント 各設定メニューを見ると、各機能のテーブルレイアウトが以下のようになっていることがわかります。
メイン設定とセカンド設定ですべての設定ルールを確認すると、各機能の設定ルールが分かるようになります。(例:HTTPヘッダ、キャッシュ最適化、その他)

  1. メイン設定:例えば、HTTPヘッダの設定メニューにおいて、HTTPヘッダのルールをメイン設定のルールとして考えます。
  2. セカンド設定:この要素はメイン設定の設定ルール以外のルールを表示します。
  3. Config-ruleレビュー:以下のスナップショットに示すように、設定ルールを読むことができます。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

  1. Config-rule編集:設定ルールの編集ができます。
    編集ボタンが表示されていない場合は、お客様がルールを編集する権限がないことを意味します。編集したい場合は、CDNetworksの技術スタッフにお問い合わせください。
  2. Config-ruleの削除:以下のダイアログボックスで [OK]をクリックすると、設定ルールを削除することができます。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

1 リダイレクトの最適化

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →リダイレクトの最適化

  • 説明
    この機能は、オリジンがHTTPステータスコード301または302を応答した時に、オブジェクトを取得するため、リクエストを別のオリジンにリダイレクトするものです。また、初期設定において、
    HTTPステータス301もしくは302に関するクライアントのリダイレクトを削減します。

  • 操作方法
    次のページでは、左のメニューにある[HTTPプロトコルの最適化]を含む、多くの選択項目ついて説明します。[修正]をクリックして、機能を設定します。[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

[変更確認]ページで、変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。

次のスナップショットの「リダイレクトの最適化」で「URL書き換え」が以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

オリジンがHTTPステータスコード301または302に応答した場合、CDNノードはオブジェクトを取得するため、リクエストを別のオリジンにリダイレクトします。ユーザーにHTTPステータスコードを送信することはありません。

2 エラーページのリダイレクト

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →エラーページのリダイレクト
  • 説明
    この機能は、オリジンにエラーが発生した場合、設定した全てのページに応答のルールを作成するものです。
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。「HTTPプロトコル最適化」及び「エラーページのリダイレクト」の設定が含まれます。 [追加]をクリックすると、ウィンドウが表示されます。すべての列を入力したら[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。


  • ドメインが以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

オリジンからステータスコード500が提示されれば、ユーザーのリクエストは、http://www.11.comにリダイレクトされます。

3 プロトコルの書き換え

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →プロトコル書き換え
  • 説明
    この機能は、リクエストのHTTP(S)プロトコルとBack-to-originのHTTP(S)プロトコルの書き換えルールを設定して、HTTP→HTTPSもしくはHTTPS→HTTPに変更するものです。
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。「HTTPプロトコル最適化」及び「プロトコル書き換え」の設定が含まれます。[追加]をクリックすると、ウィンドウが表示されます。すべての列を入力したら[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。

4 HTTPヘッダ

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →HTTPヘッダ
  • 説明
    この機能は、クライアントとオリジンの間で、HTTPリクエスト若しくはHTTP応答に追加情報を提供するために、異なるHTTPヘッダを追加/置換/削除するものです。
    もっと情報が欲しい場合担当の技術サポートにお問い合わせください。
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。
    「HTTPプロトコル最適化」及び「HTTPヘッダ」の設定が含まれます。[追加]をクリックすると、ウィンドウが表示されます。すべての列を入力したら[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

この機能はHTTPヘッダの管理に使用されます。[指定の通常タイプ]、[ファイルタイプ]、[特別なURL]、[ディレクトリ]、[URLパターン]などがあります。

  • ‘File Type’: 既存するファイルタイプを選択、または作成するができます
  • ‘Special URL’: 特定のURLでポリシーを作成することができます。
  • ‘Directory’: これらのディレクトリ内のファイルは、キャッシュされます
  • ‘URL Pattern’: 特定のURLパターンでポリシーを作成することができます。

すべての設定の交点は、優先度の最も高いポリシーによって追加/置換/削除されます。優先順位は数字で示され、数字が大きいほど優先順位が高くなります。
この設定で、HTTPヘッダを追加/置換/削除する複数の設定パラメータがあります。

  1. 操作タイプ:HTTPヘッダの追加/置換/削除の操作を定義します。
  2. HTTPヘッダ:追加/置換/削除するHTTPヘッダを指定します。ここでは、9つの一般的なHTTPヘッダが選べられます。
    Expires, Content-Type, Content-Language, Content-Disposition, Cache-Control, Access-Control- Max-Age, Access-Control-Expose-Headers, Access-Control-Allow-Origin, Access-Control-Allow- Methods
    操作タイプが追加または置換えされた場合、HTTPヘッダまたはカスタムHTTPヘッダは1つのヘッダしか所有できません。
  3. コントロール-方向:ユーザー定義のキャッシュタイムによって、応答ステータスコード(204、305、40x、50x)にエラーステータスコードベースのキャッシングルールを設定します。
  4. 新しい値:操作タイプが追加/置換の場合、HTTPヘッダの値を入力します。

(もっと情報が欲しい場合。CDNetworksの担当の技術サポートにお問い合わせください)

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。


  • ドメインが以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

カスタマイズHTTPヘッダ:カスタマイズが追加済み。CDNノードは、オリジンにリクエストを出し、X-Validated-Header(値はPWS/8.3.1.0.8)を取得します。

5 HTTP 2.0設定

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →HTTP2.0設定
  • 説明
    この機能は、HTTP 2.0(h2)のオン/オフです。初期設定において、HTTP 2.0はオフになります
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。「HTTPプロトコル最適化」及び「HTTP 2.0設定」の設定が含まれます。[追加]をクリックすると、ウィンドウが表示されます。すべての列を入力したら[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。


  • ドメインが以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

HTTP 2.0の設定がオンになります。CDNノードは、エンドユーザーとCDNノードの間で変化するオブジェクトをリクエストします。

6 Websocket

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →Websocket
  • 説明
    この機能は、Websocketのオン/オフです。初期設定において、Websocketはオフになります
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。「HTTPプロトコル最適化」及び「Websocket」の設定が含まれます。[追加]をクリックすると、ウィンドウが表示されます。すべての列を入力したら[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。


  • ドメインが以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

Websocketステータスがオンになり、CDNノードはWebsocket経由でオリジンにオブジェクトをリクエストすることができます。

7 URL書き換え

  • エントランス
    製品 → 設定 → 設定の編集 →HTTPプロトコルの最適化 →URL書き換え
  • 説明
    この設定により、URL書き換えは、エンドユーザーのリクエストに応じてURLをリダイレクトまたは書き換えするルールを作成することができます。
  • 操作方法
    次のページは、左のメニューに選択項目の多い設定に用いります。「URL書き換え」の設定が含まれます。URL書き換えパターンの列に入力し、[次へ]をクリックします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa
New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

[変更確認]ページで、変更したすべての情報を確認します。そして[プレデプロイ]または[今すぐデプロイ]を選択し、次のステップに進みます。これは3-5分の時間を必要とします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa


  • ドメインが以下のように設定されているとします:
    次のスナップショットの「ダイレクトの最適化」で「クライアントリダイレクト」が以下のように設定されているとします。

New CDNetworks POPs online in South America, North America, Asia, and Africa

CDNノードがURLパターン".*.(svg$|png$|jpeg$|jpg$|gif$)"のリクエストに対してキャッシュを持たない場合、CDNノードはHTTPステータスコード302のオリジンに移動することでオブジェクトを取得し、プロトコルをHTTPからHTTPSに変更します。これらのオブジェクトはCDNノードにキャッシュされます。