Convert Storage Classes_API_Object Storage-CDNetworks ドキュメント

このAPIは、オブジェクトストレージ内のファイルのストレージ種別（保存クラス）を変換するためのものです。

リクエスト説明

このAPIを呼び出すには、以下のようなPOSTリクエストを送信します。

POST /converttype/{param1}/{storageType}
Host: {mgrDomain}
Authorization: {managementcredential}

以下の表は、必要なパラメータとその説明です。

パラメータ	必須	説明
`param1`	はい	ストレージタイプを変換したいファイルを指定します。形式は `Urlsafe_Base64_Encode(bucket:key)` です。`bucket` はバケット名、`key` はファイル名（パス含む）です。例えば、バケット `bucket1` の `1.jpg` を変換する場合、このパラメータは `YnVja2V0MToxLmpwZw==` になり、これは `bucket1:1.jpg` をURLセーフBase64エンコードしたものです。
`storageType`	はい	変換先のストレージタイプを指定します。有効なストレージタイプは Standard - 標準ストレージ IA - 低頻度アクセスストレージ Archive - アーカイブストレージ
`mgrDomain`	はい	管理ドメイン。バケットの「概要」タブで確認できます。形式は通常 `*.v1.wcsapi.com` です。
`managementcredential`	はい	API認証用の管理用クレデンシャル。作成方法の詳細は管理用クレデンシャルをご参照ください。

curlコマンドによるストレージタイプ変換のリクエスト例：

curl -v -X POST "http://mgrDomain/converttype/aW1hZ2VzOkltYWdlLnBuZw==/Standard"

リクエストが成功した場合、以下の応答が返されます。

{"code": 200, "message": "ok"}

変換先ストレージタイプが元と同じ、もしくは元ファイルがアーカイブストレージでリストアされていない場合：

{"code": 403, "message": "Invalid Object State"}

ファイルが存在しない場合：

{"code": 403, "message": "File Not Found"}

フィールド名	必須	説明
code	はい	HTTPリクエストステータスコード。HTTPレスポンスステータスコード参照
message	はい	リクエスト結果メッセージ。OKは成功時を示します。