Compatibility with AWS S3
最終更新日：2025-06-30 17:29:30
このドキュメントでは、CDNetworksオブジェクトストレージとAWS S3インターフェースの互換性および相違点について説明します。
互換性のあるS3インターフェース
サービス操作
| インターフェース | 機能説明 |
|---|---|
GetService |
ユーザーが所有する全バケットを一覧表示 |
バケット操作
| インターフェース | 機能説明 |
|---|---|
GetBucket (ListObjectV1) |
バケット内オブジェクトの一覧表示（V1版） |
GetBucketV2 (ListObjectV2) |
バケット内オブジェクトの一覧表示（V2版） |
HeadBucket |
バケットの存在確認 |
PutBucketLifecycle |
バケットライフサイクルルールの作成/置換 |
GetBucketLifecycle |
バケットライフサイクルルールの照会 |
DeleteBucketLifecycle |
バケットライフサイクルルールの削除 |
オブジェクト操作
| インターフェース | 機能説明 |
|---|---|
PutObject |
ダイレクト転送によるオブジェクトアップロード |
PostObject |
フォーム経由によるオブジェクトアップロード |
CopyObject |
オブジェクトの新規ロケーションへのコピー |
DeleteObject |
単一オブジェクトの削除 |
DeleteObjects |
複数オブジェクトの一括削除 |
GetObject |
オブジェクトコンテンツの取得 |
マルチパートアップロード操作
| インターフェース | 機能説明 |
|---|---|
InitiateMultipartUpload |
マルチパートアップロードタスクの開始 |
UploadPart |
データパートのアップロード |
CompleteMultipartUpload |
アップロード完了とオブジェクトの結合 |
AbortMultipartUpload |
マルチパートアップロードタスクの中止 |
ListParts |
タスクの全パート情報の一覧表示 |
互換性に関する注意事項
1. 認証プロトコルの互換性
- S3 v4署名プロトコルをサポート
- 認証情報の置換必須: CDNetworksの
AccessKeyとSecretKeyを使用
2. エンドポイント互換性
2種類のスタイルをサポート:
# HostPathスタイル
http://endpoint/{bucket}/key
# バーチャルホストスタイル (推奨)
http://{bucket}.endpoint/key
データ識別子の相違点
- 直接アップロードオブジェクトのEtagはS3と同じ（ファイルのMD5ハッシュ）
- マルチパートアップロード生成のEtagはS3と異なる
ツールチェーン互換性
s3cmd, awscli, s3browserなどの主要S3ツールと互換性あり
このドキュメントの内容は役に立ちましたか?
はい
いいえ