Introduction
最終更新日：2025-08-18 15:48:50
CDNetworks Object Storage（以下、OSと略称）は、RESTFul形式のネットワークインターフェースを通じてオブジェクトストレージリソース（スペース、オブジェクトなど）を管理するAPIです。お客様は、APIを通じて大量・高信頼・高性能・低コストでオブジェクトを保存することができます。また、本サービスは自社システムへの統合利用も可能です。
Object Storage を利用する際の制限事項
Object Storage 利用時にはいくつかの制限があります。詳細はLimitsをご参照ください。
用語説明
| 用語 | 説明 |
|---|---|
| Bucket | Bucket（バケット）はオブジェクトストレージの仮想ストレージディスクの概念で、ストレージリソースの基本コンテナです。各スペースには複数のファイルを保存でき、スペース名はスペースの識別に唯一のものとなります。 |
| Object | リソース（オブジェクト）は、OS に保存されるデータエンティティで、通常、MetaData・Data・ファイル名（Key）で構成されます。ストレージスペース内の一意の Key で識別されます。 |
| Key | オブジェクトキー値は、バケット内に格納されたオブジェクトを一意に識別するための識別子です。バケット内の各オブジェクトは1対1で対応するキー値を持っています。バケット名とオブジェクトキー値の組み合わせによりオブジェクトが一意に特定されます。ユーザーがリクエストを送信する際、サービスエンドポイント・バケット名・オブジェクトキー値によって対象のオブジェクトが決まります。 |
| Multipart | オブジェクトを複数のセグメントに分割してアップロード可能な機能です。各セグメントはオブジェクトデータの隣接した一部分となり、ユーザーはこれらのセグメントを任意の順序で独立してアップロードできます。転送途中で失敗した場合も、該当セグメントのみ再送信すればよく、他のセグメントには影響しません。すべてのセグメントのアップロードが完了すると、システムがこれらを統合して1つのオブジェクトを作成します。 |
| Region | Region（リージョン）はストレージスペースの物理的な地理ロケーションを表します。各ストレージスペースは特定のリージョンに割り当てられ、コンソールのストレージスペース概要から確認できます。 |
| Endpoint | アクセスドメイン名は、OSの外部サービスのアクセスアドレスです。ストレージスペースごとに異なるアクセスドメイン名が設定されており、コンソールのストレージスペース概要から確認できます。 |
| AccessKey&SecretKey | オブジェクトストレージでは、リクエストに署名（トークン）情報を付与することで正当性検証を行います。アクセスキー（AccessKey/SecretKey）は署名の正当性を検証するための唯一の情報です。 |
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