File Prefetch

最終更新日:2022-03-17 09:15:02

1 機能紹介

1.1 概要

ユーザが最初にファイルを要求すると、そのファイルは源ファイルから取得され、その後のファイルアクセス要求に備えてCDN ポップ上にキャッシュされる。CDNはファイルを取り置きすることで、ファイルへの初回アクセスを効率化し,応答時間を大幅に短縮する。初回アクセス時の応答時間が長すぎるという問題を解決する。

1.2 適用製品

  • 内容加速

  • 動的ウェブ加速

  • メディア加速

1.3 適用 シーン

この特性は、ファイルが大きく、バンド幅を大幅占める顧客に適している。ファイルプリフェッチは、顧客の原点回帰リクエストとトラフィックを効果的に減らすことができる。

2 機能詳細

2.1 機能説明

CDNetworksは、ウェブページ上で取り置きURLを提出することによって、またはAPIインターフェースを介してプリフェッチ命令をCDNetworksのエッジポップまたは次のキャッシュポップ(通常は中継ポップ)に送信することによって、ウェブページインターフェースおよびAPIインターフェースを提供する。これにより、対応するポップが源ファイルから取り置きされ、キャッシュされる。したがって、ポップ内のキャッシュされたファイルが要求されると、源から取得することなく、直接ユーザに返信される。
二つの取り置きがある:

  1. 条件付き取り置き:
    ポップにファイルの取り置きに必要があるかどうかに関わらず、ファイルは取り置きされ、ポップにキャッシュされる。つまり、CDNポップが源のファイルに戻ってファイルを取得するくるのは、CDNポップ上に取り置きファイルが存在しない、またはキャッシュの期限が切れている場合のみである。
  2. 強制的取り置き:
    まずポップのキャッシュされたファイルをクリーンアップし、Pファイルを取り置きする。つまり、CDNポップは、予め取得したファイルがCDNポップにキャッシュされているかどうか、期限切れであるかどうかにかかわらず、源のファイルに戻ってファイルをしゅとく取得する。

2.2 説明

顧客の利用を容易にするために、CDNetworksファイルの取り置きは次の2つの方法で実現できる。

  1. ウェブページからファイルを取り置きする

ユーザはファイル取り置きタスクを作成し、コンテンツ管理システムにおいて取り置きURLを提出する。URLはhttp://で始まる特定URLでなければならず、Regexやディレクトリには対応していない。ユーザは、コンテンツ管理システムにおいて、取り置きされたタスクのリアルタイムの状態を見ることもできる。一人の顧客は一回で最大500件までURLを提出することができる。

2. APIでファイルを取り置きする

CDNetworksファイルの取り置きは、CDNetworksカスタマーサービスプラットフォームのために提供される補助的なAPIインターフェースのセットである。このインタフェースにより、クライアントはファイルの取り置き要求をCDNetworksPoPsに送信することができ、それに応じたポップは、事前に源からファイルを取得してキャッシュすることができ、効率を大幅に向上させ、源に戻る数とバンド幅は減らすことができる。

3 注意事項

取り置き件数が20000や200Gを超える場合は、メールの申し込みが必要になるが、無料である。

4 主要メリット

ファイルプの取り置きは、初回のファイルへのアクセスを効率化し、初回のファイルの戻りに時間がかかりすぎるという問題を解決する。