Sync local files to OS by clii

この章では、s3cmdツールを使用してローカルファイルをオブジェクトストレージに同期する方法を紹介します。

前提条件

• CDNetworksオブジェクトストレージサービスの有効化
• ストレージスペース（Bucket）の作成済み

手順

s3cmdのインストール

オペレーティングシステムに応じて次のいずれかのコマンドを選択し実行します:

# CentOS/RHELシステム
Yum installation: sudo yum install s3cmd
# Debian/Ubuntuシステム
APT installation: sudo apt-get install s3cmd

s3cmdの設定

設定コマンドを実行し、プロンプトに従って情報を入力してください:

s3cmd --configure

設定例
生成された~/.s3cfgファイルを編集（または設定プロセスで直接入力）。以下の内容を参照:

[default]
access_key = 5f5a1ca5xxxxxxxxxacf61afda42
host_base = s3-cn-east-2.wcsapi.com
host_bucket = %(bucket)s.s3-cn-east-2.wcsapi.com
secret_key = 4f32262xxxxxxxxxxxxcbbc7269a8c9

... (その他のデフォルト設定は掲載なし)

注記:

• 設定完了時にユーザーディレクトリに~/.s3cfgファイルが自動生成されます
• access_keyとsecret_keyは実際のキーに置き換える必要があります
• その他の設定パラメータ説明はs3cmd -hを使用

ファイル同期の実行

基本同期コマンド:

s3cmd sync LOCAL_DIR s3://BUCKET[/PREFIX]

一般的なシナリオ例:

1. E:\videos\のファイルをmy-bucketスペースに完全同期しvideosプレフィックスを保持する場合:

1. 相対パス使用: 最初にE:\videos\にcd後: s3cmd sync . s3://my-bucket/videos/
2. 絶対パス使用: s3cmd sync E:\videos. s3://my-bucket/videos/

2. デバッグモード、デバッグ情報のみ出力:

# 詳細操作情報出力
s3cmd sync LOCAL_DIR s3://BUCKET[/PREFIX] --debug

3. 単一ファイルのアップロード:

s3cmd put localPath s3://my-bucket/keyName

4. その他のパラメータ説明:

# コマンド全リスト確認
s3cmd -h