GetObject
最終更新日：2025-08-18 15:52:04
オブジェクトが保存されているバケットの所有ユーザーは、GET操作を実行できます。レスポンスにはオブジェクトの内容およびメタデータが含まれます。
リクエスト構文
GET /ObjectName?response-cache-control=ResponseCacheControl&response-content-disposition=ResponseContentDisposition&response-content-encoding=ResponseContentEncoding&response-content-language=ResponseContentLanguage&response-content-type=ResponseContentType&response-expires=ResponseExpires HTTP/1.1
Host: Bucket.Endpoint
Date: date
Authorization: authorization
URIリクエストパラメータ
オブジェクト取得時に、リクエストパラメータでレスポンスヘッダーを書き換えることができます。書き換え可能なヘッダーは：Content-Type、Expires、Content-language、Cache-Control、Content-Disposition、Content-Encoding です。
| パラメータ | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| response-content-type | レスポンスヘッダーのContent-Typeを書き換えます。ContentTypeによってユーザーの表示が異なります。デフォルトは text/html（ウェブページ）。例：text/html; charset=utf-8。型: 文字列 |
No |
| response-expires | レスポンスヘッダーのExpiresを書き換えます。ブラウザキャッシュの有効期限を示します。型: 文字列 | No |
| response-content-language | レスポンスヘッダーのContent-Languageを書き換えます。型: 文字列 | No |
| response-cache-control | レスポンスヘッダーのCache-Controlを書き換えます。ウェブページキャッシュを制御します。一般的な値は「private」「no-cache」「max-age」「must-revalidate」など。デフォルトはprivate。型: 文字列 | No |
| response-content-disposition | レスポンスヘッダーのContent-Dispositionを書き換えます。ユーザーがリクエストした内容をファイルとして保存する場合のデフォルトファイル名を提供します。例：attachment; filename="cool.html"型: 文字列 |
No |
| response-content-encoding | レスポンスヘッダーのContent-Encodingを書き換えます。例：gzip、deflate型: 文字列 |
No |
リクエストヘッダー
Common Request Headers に加えて、以下も含まれます。
| パラメータ | 説明 | 必須 |
|---|---|---|
| If-Match | オブジェクトのETagがリクエストで指定したETagと同一の場合のみオブジェクト内容を返します。異なる場合は412（precondition failed）を返します。型: 文字列（例: 0f64741bf7cb1089e988e4585d0d3434） | No |
| If-Modified-Since | オブジェクトの最終更新日時がこの値より後の場合にのみオブジェクト内容を返します。条件不一致の場合は304（not modified）を返します。型: 文字列 | No |
| If-Unmodified-Since | オブジェクトの最終更新日時がこの値より前の場合のみオブジェクト内容を返します。それ以外は412（precondition failed）を返します。型: 文字列 | No |
| If-None-Match | オブジェクトのETagがリクエスト指定のETagと異なる場合にオブジェクト内容が返されます。一致する場合は304（not modified）を返します。型: 文字列 | No |
| Range | オブジェクトの一部範囲を取得できます。範囲指定が不正な場合は416 Requested Range Not Satisfiable。範囲は最小0、最大はオブジェクトサイズ-1。型: 文字列（例：bytes=0-4 または bytes=512-1024） | No |
リクエストボディ
なし
レスポンス構文
HTTP/1.1 status_code
x-wos-request-id: request id
Content-Type: type
Date: date
Content-Length: length
Etag: etag
Last-Modified: time
<Object Content>
レスポンスヘッダー
Common Response Headers に加え、以下のヘッダーも利用できます。
| 名前 | 説明 |
|---|---|
| Etag | アップロードデータのエンティティタグ |
| x-wos-storage-class | ファイルのストレージクラスを指定します。サポート値：Standard（標準）、IA（低頻度）、Archive（アーカイブ）。デフォルトはバケット設定。 |
| x-amz-meta-* | カスタマイズされたメタデータ |
注意: 静的ファイル（htm、html、jsp、plg、htx、stm などの形式）へアクセスする場合、ブラウザにファイルのダウンロードを促すためにレスポンスヘッダー
Content-Disposition: attachmentが追加されます。これらのファイルをブラウザでプレビュー表示させたい場合は、バケット管理設定でカスタムドメインをバインドしてください。カスタムドメイン経由でアクセスした場合はContent-Disposition: attachmentヘッダーは追加されません。
レスポンスボディ
なし
例
GET /test HTTP/1.1
User-Agent: Jakarta Commons-HttpClient/1
Host: bucket.s3-cn-east-1.wcsapi.com
Accept: */*
Date: Sat, 03 Dec 2011 08:28:02 +0000
Authorization: AWS BF6C09F302931425E9A7:tQ+A280jUgPCAdSTuUis35T9gWI=
HTTP/1.1 200 OK
x-wos-request-id: 001B21A61C6C0000013403098535528C
x-wos-storage-class: Standard
ETag: "507e3fff69b69bf57d303e807448560b"
Last-Modified: Sat, 03 Dec 2011 08:25:46 GMT
Accept-Ranges: bytes
Content-Length: 30
Content-Type: binary/octet-stream
Date: Sat, 03 Dec 2011 08:28:02 GMT
[30 bytes of object data]
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